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前職を辞め、令和から家具職人への道を選ぶ。たまに日常についても書きます

土木施工管理技士2級受けてきました(業界ネタも含む)

 

こんばんは

こうや豆腐です

 

 

 

また更新率が低くなっていましたが

理由はちゃんとあります

 

 

先週の土木施工管理技士2級を受けてきたんです

 

今回は

そんな土木施工管理技士について書いていこうと思います

 

 

 

 

 

土木施工管理技士とは

建築ってなに?

と聞かれるとみんな答えれますが

 

建設と土木と建築の違いってなに?

と聞かれると1割未満の人しか答えれない

のが土木の悲しいところです…

 

その中の土木業界で必要とされる土木施工管理技士とは

 

1・2級土木施工管理技術検定制度は、建設業法第27条第1項に基づき国土交通大臣指定機関が実施する国家試験です。

検定に合格した者は技術検定合格者となり、所定の手続きによって国土交通大臣から技術検定合格証明書が交付され「土木施工管理技士」の称号が与えられます。

この技術検定合格者については建設業法で定められた一般・特定建設業許可基準の一つである営業所ごとに置く専任の技術者建設工事の現場に置く主任技術者及び監理技術者の有資格者(下表参照)として認められます。

また、経営事項審査制度における技術力の評価において、1級5点、2級2点と技術職員数にカウントされるなど施工技術の指導的技術者として社会的に高い評価を受けることになります。

なお、指定建設業(土木工事業建築工事業電気工事業管工事業鋼構造物工事業、舗装工事業、造園工事業の7業種)に係る特定建設業者については、営業所ごとに置く専任の技術者及び建設工事の現場に置かなければならない監理技術者は、1級施工管理技士等の国家資格者等でなければならないことになっており、施工管理技士の資格は、建設技術者にとって重要な国家資格となっています。

 

 

工事を発注するのが政府であったり、市や町が多いのが土木業界です。

そう行った工事を受注するのが清水建設さんや大成建設さんなどのゼネコンであり通称「元請け」と言います。

 

「元請け」はクレーンを使ったり鉄筋を組んだり、足場を作ったりする業者(通称「下請け」)をまとめる役目でありその工事を管理することを生業としているので

 

元請けさんはみんな土木施工管理技士以上(技術士など)の資格を持ってると言っても過言じゃないくらいですね

下請けさんの長であったりボス的な人も2級以上は持ってる人は多いです

※建設業の会社ではこの資格を持っている人が多いと評価が高いので工事を受注しやすくなったり社会的地位が高くなる

 

 

この資格、実は受験資格が必要です

 

 

受験資格

土木施工管理技士は人気がない割に

建築士と同じか、もしくわそれ以上に実務年数が必要です!

建築士なら大学の指定学科卒業後の2年後に受験可能ですが

土木施工管理技士は指定学科に3年後に受験可能です。

 

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2級は指定学科卒業なら1年間のみ

私は指定学科以外なので1年半の実務経験が必要でした。

 

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合格率

1級を受ける人はこんなブログは見ないと思いますし

私は2級しか受けれないので2級の内容しか書きませんが

 

1級と2級は試験内容はそこまで変わらないのと

難易度も高くないので先輩や上司は2級を受けずに1級を受けて合格していました

 

 

試験は学科と実地の2科目あります

 

平成29年からは6月(学科のみ)と10月(学科と実地)の年に2回

それまでは年に1回でした。

※1級は年に1回のみ

 

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学科勉強方法 

私は6月に学科を受けて合格し

先週の10月28日に実地を受けてきて自己採点では80点は取れていると思います

 

合格ラインは学科・実地共に6割です。

 

学科の勉強法は

 

2級土木施工管理技士 学科試験 平成30年版

2級土木施工管理技士 学科試験 平成30年版

 

 

 

詳解 2級土木施工管理技術検定過去5年問題集〈’18年版〉

詳解 2級土木施工管理技術検定過去5年問題集〈’18年版〉

 

 

この2冊を勉強しました。

上の黄色の本は全般の内容の本で過去問を踏まえての内容も書いています。

説明している内容がわかりやすく土木でも特殊な職種なので

とてもわかりやすかったです。

 

下の白の本は5年間の過去問集で

土木施工管理技士は過去問の出題内容が毎回同じなので過去問を勉強していれば

だいたいどこを勉強していれば良いかわかります。

 

金欠の人は黄色の本だけでいけると思います。

 

勉強期間は2週間、毎日1時間勉強で合格すると思います。

 

同僚は前日のみの勉強で受かってました…

 

実地勉強方法 

学科よりも難しい実地ですが

合格率が下がる理由はマークシートではなく記述であるからです。

 

実際に経験した実務についての記述に対して

品質管理・安全管理・工程管理・施工計画・環境対策の中から

2つ指定されるのでそれについて書く

 

特に品質管理と安全管理は3回は書いて覚える

工程管理は時間がなければ内容だけ考えておく

残りの2つは過去問の出題傾向から見ると出ません

 

2級土木施工管理技士 実地試験 平成30年版

2級土木施工管理技士 実地試験 平成30年版

 

 

 

これだけマスター 2級土木施工管理技士 実地試験(改訂3版)

これだけマスター 2級土木施工管理技士 実地試験(改訂3版)

 

 

 

詳解 2級土木施工管理技術検定過去5年問題集〈’18年版〉

詳解 2級土木施工管理技術検定過去5年問題集〈’18年版〉

 

 

学科で使用した白の本とは別に

実地verの黄色の本は学科と同様に役に立ちましたが

真ん中の青色の本は文字のみです

テキストの内容も出題傾向とは関係ないところが多く

いまいちなので買う必要はないです!

 

勉強期間は学科同様、2週間は必要ですね 

 

まとめ

 

平成29年から2級は年に2回受験できるようになった経緯は

施工管理者の高齢化が進んでいることで人が足りていないらしいです。

 

日経新聞から引用すると

金融業の求人倍率は0.19倍に対して、建設業は9.41倍で全然足りてないので

スーパーゼネコンは人材は諦めてAIに力を入れてますね 笑

 

そういったこともあり今後は数少ない人材に対して1級の受験資格を持って欲しいこともあり実務年数などの受験資格が緩くなるとのこと

 

 

ちなみに合格発表は2月なのでこれで落ちてたら糞ダサいですね…

 

以上!