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前職を辞め、令和から家具職人への道を選ぶ。たまに日常についても書きます

スギ花粉対策の減感作療法(舌下免疫療法)薬について ※アレグラやめました

 

 

こんばんは

 

今回は先月から始めた

スギ花粉用の減感作療法(舌下免疫療法)薬を始めたのですが

 

何人かの人が舌下免疫療法に書いていますが

書いてない内容もあるのでそれも踏まえて書いていきたいと思います

 

 

 

減感作療法(アレルゲン免疫療法)薬とは

 

減感作療法とは

アレグラなどの一時的に症状を和らげるものではなく

根本的に花粉症などのアレルギーを治療する唯一の根治療法です

その療法として2つあります。

 

・皮下免疫療法

 皮下注射を数日おきに行う

 

舌下免疫療法

 舌下に薬液や錠剤を毎日置く

 

どちらとも服用方法が違うだけで内容は

アレルギーのある食物を原料としたエキスを少量ずつ摂取していきます

 

詳しくはこちら↓

www.torii-alg.jp

 なぜこの療法(舌下免疫療法)を選んだのか?

 

来年から森林の多い地域に住む予定があり、アレグラでの一時的に耐える生活に嫌気が差し、根本的に花粉症を治したいと思い色々調べていく内にこの療法にたどり着きました。

 

皮下免疫療法についても検討したのですが

・定期的に注射を打たないといけない

 ※知り合いが注射の打ち所が悪く、手の痺れの慢性症状になった

 

アナフィラキシーの恐れがある*1

 

 

などの懸念事項があるので舌下免疫療法にしました!

 

舌下免疫療法のメリット・デメリット

 

 

 

デメリット

・スギ花粉のみにしか利かない

 事前に看護師さんから話を聞くまで知りませんでした。

 別に、ダニの免疫療法はありますが併用は不可です

 

 ヒノキのアレルギー症状のある自分にとってはショックでしたが

 今後は出るかもしれないと言われたので気長に待っています

 

アナフィラキシーの恐れがある

 ※皮下免疫療法よりは極めて確率が低い

 

・毎日薬を服用しないといけない(服用期間3年以上)

 始めて1ヶ月経ちますがこれ結構めんどくさい…

 それに加え、服用後の5分前は飲食は禁止

 服用前後の2時間程度は激しい運動やアルコール摂取、入浴は控えないといけません

 

・味が美味しくない

 薬に美味しさを求めるのは不適切ですけど

 2分間も飲まずに維持するのでしんどいです…

 

 味は「はちみつ1杯」と「うがい薬1滴」と「水100ml」を混ぜた感じです

 それを毎日1mlです

 

・全体の2割の人には効果がない

 この療法は花粉のオフシーズンからしか服用を始めることができません

 なので、頑張って花粉のシーズンまで頑張って飲んでも

 全然効かない可能性があるのは悲しいですね…

 

・毎月、病院に処方箋をもらわないといけない

 なんかそういうルールがあるようですが、ある程度の融通は効くらしいです

 

・金銭面の負担が意外とある

 この療法、毎月の負担額が2000円弱ですが

 この面から見ると安く見えますが3年以上服用しないといけません

 

 つまり

 2000円×12ヶ月=24000円

 24000×3年=72000円は絶対にかかります

 

メリット

・8割の人に効果がある

 

これに限ります

 

私の場合は誕生月の5月が一番ひどい症状なので1年で一番嫌いです。

花粉症で仕事に影響することも多々あり、ひどい時は目が腫れたりします。

なのでそれが治る可能性があるなら、

毎日の服用がめんどくさくても、お金がかかっても挑戦したい

 

 

まとめ

始めて1ヶ月経ちましたが

服用する時間は自由なので、飲み会がある時は朝に服用して

なんとか毎日欠かさず飲めています。

 

私が使用しているのは「スギ花粉舌下液」で1日の摂取量が2000JAU/mLに対して

最近販売された「スギ花粉舌下錠」は1日で5000JAU/mL摂取可能なので舌下液よりも2.5倍効果が早いですが、開発薬なので2週間分しか処方されません。

 

来年の4月からは1ヶ月分の処方ができるのでそこから舌下錠に変更しようかと目論んでおります。

 

 

もしもこの療法に興味がある方がいましたら、取り扱っている病院に連絡を取ってもらうと看護師さんがしっかり説明してくれます。(カウンセラーまでは無料)

医者が診療してからは有料なので話だけでも聞いてはどうでしょうか?

 

 

以上

 

 

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*1:医薬品などに対する急性の過敏反応により、医薬品投与後多くの場合30分以内で、じんましんなどの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状、突然の蒼白、意識の混濁などのショック症状が現れることをいいます。